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  • 2025.03.31

おひとりさま必見!生前整理でやっておくべき5つのこと

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現代では「おひとりさま」として生きる方が増えています。結婚せずに生涯を過ごす方や、子どもがいない方、高齢になってから配偶者に先立たれた方など、その形はさまざまです。

そんな中で、今注目されているのが 「生前整理」 です。生前整理とは、自分が亡くなった後に遺された人が困らないよう、あらかじめ持ち物や財産、重要な情報を整理しておくことを指します。

特におひとりさまの場合、もしもの時に頼れる家族がいないことも多いため、生前整理の重要性はより高まります。「自分が亡くなった後、身の回りのものはどうなるのか?」という不安を解消するためにも、事前の準備が大切です。

今回は、おひとりさまが 「やっておくべき生前整理のポイント5つ」 をご紹介します。

 


 

1. 重要書類の整理と保管場所を決める

まず、 重要書類を整理し、信頼できる場所に保管 しておくことが大切です。

整理しておくべき主な書類

• 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)

• 健康保険証、年金手帳

• 預貯金通帳・キャッシュカードの情報(銀行名、口座番号、暗証番号のヒント)

• クレジットカードやローンの契約書

• 生命保険・医療保険の契約書

• 不動産の権利書

• 遺言書(作成している場合)

 

どこに保管すればいい?

これらの書類を ひとつのファイルやボックスにまとめ、保管場所を明確にしておく ことが大切です。

ただし、金庫などに厳重に保管すると、いざというときに誰も開けられなくなるリスクがあります。

おすすめの方法としては、

• 「エンディングノート」 に保管場所を記しておく

• 信頼できる親族や友人に保管場所を伝えておく

• 行政書士や弁護士に預ける

などの対策を取ることです。

 


 

2. 不用品の処分と遺品になりそうなものの整理

おひとりさまにとって、生前整理の中でも特に重要なのが「物の整理」です。もしもの時に、部屋に大量の物が残されていると、遺品整理を依頼された方は途方に暮れてしまうかもしれません。

残された方の負担を軽減するためにも、生前に不要な物を減らし、大切な物だけを残しておくことが大切です。

断捨離のポイント:整理整頓で心もスッキリ

  1. 「使っていない物」「捨てても困らない物」から手をつける:
    • 長期間使用していない衣類、使わなくなった家具、趣味のコレクションなど、明らかに不要な物から整理を始めましょう。
    • 迷った場合は、「1年間使用しなかった物」を処分するという基準を設けるのも有効です。
  2. 思い出の品は写真に残し、現物は厳選する:
    • 写真や手紙など、思い出の詰まった品々は、デジタルデータ化して保存することも検討しましょう。
    • 現物を全て保管するのではなく、特に大切なものだけを厳選して残すことで、スペースを有効活用できます。
  3. 高価な物・価値がある物はリスト化する:
    • 貴金属、美術品、骨董品など、高価な物や価値のある物は、写真や鑑定書と共にリスト化しておきましょう。
    • リストは、形見分けの際に役立つだけでなく、相続税の計算などにも利用できます。

形見分けをスムーズにするために

  • 形見分けを希望する物があれば、リストを作成し、誰に譲りたいかを明記しておきましょう。
  • エンディングノートに、形見分けに関する希望を記載しておくのも良いでしょう。
  • デジタル遺品(パソコンやスマートフォン内のデータ、SNSアカウントなど)の整理も忘れないようにしましょう。

整理整頓のメリット

  • 部屋が片付くことで、生活空間が広くなり、快適に過ごせるようになります。
  • 不要な物を処分することで、心もスッキリし、前向きな気持ちで過ごせるようになります。
  • 生前に整理しておくことで、残された方の負担を軽減し、感謝の気持ちを伝えることができます。

生前整理は、ご自身の未来をより良くするために、そして大切な方への思いやりを示すための大切な準備です。ぜひ、前向きな気持ちで取り組んでみてください。

 

 

 


 

3. デジタル遺品の整理(スマホ・PC・SNS・サブスク)

現代では、スマホやパソコン、インターネット上のアカウントなど 「デジタル遺品」 の整理も欠かせません。

放置するとどうなる?

• SNSアカウントがそのまま残り、故人からの投稿が表示されることがある

• サブスク(Netflix、Amazonプライムなど)の料金が引き落とされ続ける

• ネット銀行や電子マネーにお金が残ったままになる

 

事前にやっておくべきこと

1. 不要なアカウントを削除する

2. パスワードを整理し、安全な場所に保管する

3. デジタル資産(ネット銀行・仮想通貨など)の管理方法を決める

特に SNSやサブスクの解約方法をエンディングノートに記載しておく のは重要です。

 


 

4. お金の整理(預貯金・保険・借金)

お金の整理も、生前整理では欠かせません。

やるべきこと

• 銀行口座をまとめる(使っていない口座を解約)

• 生命保険・医療保険の契約内容を整理

• クレジットカードやローンの残高を確認し、必要なら返済計画を立てる

• 葬儀費用をどのように確保するか決めておく

特に おひとりさまの場合、葬儀費用の準備が重要 になります。

事前に 終活信託や葬儀費用専用の口座 を作るなどの対策をしておくと安心です。

 


 

5. 自分の死後の対応を決めておく

最後に、自分が亡くなった後にどうしてほしいかを明確にしておくことも大切です。

検討すべき項目

• 葬儀の方法(直葬・家族葬など)

• お墓をどうするか(永代供養・散骨など)

• ペットがいる場合の引き取り先を決めておく

• 誰に連絡をしてほしいかリスト化

これらの内容を 「エンディングノート」 に記しておくと、遺された人が対応しやすくなります。

また、信頼できる人がいない場合は 「死後事務委任契約」 を行政書士や司法書士と結んでおくのもおすすめです。

 


まとめ

おひとりさまが安心して今後の人生を歩んでいくためには、生前整理は欠かせないものとなるでしょう。

生前整理は、単に身の回りの物を整理するだけでなく、未来の自分自身や、もしもの時に備えるための大切な準備です。

今回紹介した5つのポイントを意識しながら、少しずつ準備を進めてみてください。

生前整理のポイント

  • 重要書類を整理し、保管場所を決める
    • 重要な契約書、保険証書、年金手帳などは、一箇所にまとめて保管し、家族や信頼できる人に保管場所を伝えておきましょう。
  • 不用品を処分し、遺品を減らしておく
    • 思い出の品を整理することは、心の整理にもつながります。不要な物は処分し、残された人が困らないように遺品を減らしておきましょう。
  • デジタル遺品の整理をしておく
    • パソコンやスマートフォン内のデータ、SNSアカウントなどは、事前に整理しておかないと、故人のプライバシーが侵害される可能性があります。
  • 預貯金・保険・借金の状況を整理する
    • 銀行口座、証券口座、保険、借金などの情報を一覧にまとめ、家族や信頼できる人に共有しておきましょう。
  • 死後の対応について決めておく
    • 葬儀、納骨、遺言など、死後の希望を明確にしておきましょう。エンディングノートなどを活用するのもおすすめです。

今から少しずつ始めれば、万が一のときも安心です。「未来の自分のため」に、ぜひ生前整理に取り組んでみてください!

生前整理は、時間も手間もかかる作業です。しかし、早めに始めることで、心に余裕が生まれ、より充実した人生を送ることができます。焦らず、ご自身のペースで進めていきましょう。

 

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この記事の筆者

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