形見分けの方法と実際に行うべき時期について...
形見分けの方法と実際に行うべき時期について 形見分けは親族や故人と親交の深かった人に、ゆかりのある品を分けるも...
- 遺品整理
- 2016.02.04
最近ではこれまでの人生は、家族のために仕事や子育てを一生懸命してきたというご夫婦も多いことでしょう。
しかし、年をとってくると、いきなり仕事も子育ても何もすることがなくなり、定年退職後の残りの人生のことをセカンドライフと呼んでおり、第二の人生ステージをいかに楽しんで過ごすかといったことが、これからの高齢者の課題になってきています。
セカンドライフの一環として、自分のお葬式や遺品整理、相続などのことを考える終活があります。自分の最期をどう迎えるべきかをノートなどに記しておいたり、事前におうちの不用品処分などの片づけをしておいて、いざというときに家族が自分たちの遺品整理で困らないようにしておく活動になります。
セカンドライフは自分の趣味を増やしたり、没頭するだけを意味するのではありません。セカンドライフを楽しむためにも、まずは終活をしっかりしておき、人生の後半戦を楽しく過ごせるように準備しておくと良いでしょう。
終活の一環としてエンディングノートを書いておくことがあります。最近では映画やテレビなどで、有名になった言葉ですが、自分の最期を迎えるにあたり、またはもしものことがあった場合に、遺族や周りの人が困らないよう、遺品のことについてや伝えなければならない大事なことなどを書いてのこしておくノートになるんですね。
また、自分にもしものことがあったときに、自分の最期をどのようにしてほしいかなどといった希望を書いておくことで、家族が気持ちを汲んでくれることになります。
エンディングノートというと、高齢者だけが書くものと考える方もいらっしゃいますが、最近では若い世代の方から中高年の方まで、いざというときのことを考え、前もって書いているという方も多くなっているようです。
急に自分がいなくなってしまうと、すぐに困ってしまうであろうことを書いておくと良いでしょう。書く内容としては、自分が亡くなった場合の遺品整理についてや、遺産について、また、葬儀やお墓、形見分けするものなどを書いておくと良いでしょう。
生前整理の一つとして、遺言書を書いておくといった方もいらっしゃいますが、遺言書の場合は遺産のことだけになってしまうため、自分の葬儀やお墓のことについてまでは考慮してもらえないので、希望がある場合は、エンディングノートなどにまとめて書いておくと良いでしょう。
また掃除をしなくてはいけない家族のことを考えて、前もって不用品処分をしておくのも、家族に対する思いやりになるでしょう。
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