遺品整理の専門業者

最近では賃貸のアパートやマンションで、ご年配の方や中高年の方が一人で亡くなられており、身内の方やご親族の方が見つからず、故人の家具や家電といった持ち物の整理か出来ず困ってしまうケースが増えているようです。
勝手に処分してしまう訳にも行かず、かといってそのまま放置しておくわけにもいかないため、取り急ぎは家族や親族がいらっしゃるか警察などでも調べてもらいますが、多くの場合、全く身寄りがいなかったり、いた場合でも遠い親戚で引き取り拒否をされたりと、あまり良い結果にならないケースもあるようですね。

そういった場合、ご本人は無縁仏として納骨されることになり、残った遺品は遺品整理の専門業者に依頼するという方も少なくありません。
遺品整理専門業者は最近、専門的になってきており、事件現場特殊清掃士や遺品整理士といった資格を取得したプロの遺品整理士が所属していることが多く、安心して現場の片付けを任せられることが出来るのです。

実際に孤独死などが起きた場合、ニオイや液体などが付着してしまい、なかなか一般的な清掃ではおとすこともできず、特殊清掃が必要になってきます。以前はこういった専門業者というものはなく、ハウスクリーニング業者や何でも屋さんなどが請け負うケースが多く見られましたが、最近は専門化傾向にあるようですね。