今日は地元福井に結婚式...
今日は地元福井に結婚式で帰ってまいりました。 式に、二次会に参加させてもらって本当幸せな2人を見て自分も幸せを...
- お知らせ
- 2014.04.26
高齢化社会が進む中、終活に取り組んでいる方や終活する親のサポートをしている方も増えてきている昨今。
終活と一言で言っても内容は様々で、相続に関することや自身の病気の治療に関すること、お葬式やお墓に関することなど、多岐にわたります。
エンディングノートも近頃では色々な形式のものも出てきており、そういったノートや書類に書き出しまとめるのも一つの方法です。
また、より効率的に整理できるツールとして終活アプリも注目されています。
【目次】
1.終活アプリとは
2.終活アプリを使ってできること
3.終活アプリのデメリット
4.後にのこされるご家族のために
1.終活アプリとは
人生の終わりが見えてくると、自分自身の財産や所有物をどうするか考え始める人も少なくありません。また、もし大きな病気になったらどこまでの治療をしてほしいか、どんなお葬式にしたいかなど、意思疎通が難しくなったり不慮の事故などで亡くなったりしたときのために、家族に伝えたいことも多く出てくるでしょう。
終活には、さまざまな方法がありますが、家族や友人など大切な人へ伝えたいことを記録に残す役割を果たしてくれるのが『終活アプリ』です。
終活アプリは、単に終活の機能だけでなく、老後の人生設計をどうすべきかなどサポートしてくれるアプリも存在します。
また、終活アプリには様々な機能を備えたものや、エンディングノートなど一つの機能に特化したものなども存在するため、用途に応じた使い分けも可能です。
2.終活アプリを使ってできること
一般的に終活といえば、エンディングノートを作成し整理することが定番です。従来の様に紙やノートに書き残すのではなく、終活アプリに保存することでどのようなことが出来るのでしょうか。
【大量の情報を記録できる】
終活に関しては、自分の財産整理や希望する介護、お葬式、お墓はどういったものかなど、記録しておきたい情報がたくさんあります。
しかし、終活アプリの場合には、アプリ内に全ての情報が集約されるため、どんなに多くの情報を記録してもスマホ1台で収まります。残したい情報を思い残すことなく記録でき、かさばる心配もありません。
【情報の整理が簡単】
エンディングノートに記載する内容が増えれば増えるほど、記載箇所を忘れてしまったり、エンディングノート自体の保管場所を忘れてしまったりするケースも考えられます。
終活アプリの場合、終活に関するすべての情報は、アプリ内に集約されるため、情報を整理しやすく紛失の心配もありません。
【後から修正も可能】
エンディングノートの内容は、終活を始めてから自分自身が亡くなるまで、定期的な見直しが必要です。しかし、ノートや書面に手書きとして残しておく場合、一部を修正するとなると、書類を書き直さなければならないケースもあるでしょう。また、考え方が変わる事もよくあることであり、その度に書き直すことは大変な作業となります。
終活アプリの場合、デジタルデータとして編集できるため、簡単に修正することができますし、情報や考え方が変わっても、スマホからすぐに修正が可能です。
【写真や動画を記録できるアプリもある】
自分自身が亡くなったときを想定して、家族や友人などに向けてメッセージを残しておきたい場合もあるでしょう。しかし、遺言書やエンディングノートの場合、メッセージを残せるのは通常文字のみであり、写真や動画として記録しておくためには別途カメラで撮影しなければなりません。終活アプリのなかには、スマートフォンやタブレット端末で画像や動画を記録できるものもあり、わざわざカメラを用意して撮影しデータを保存しておく手間がありません。
3.終活アプリのデメリット
終活アプリには便利な部分もたくさんありますが、デメリットもいくつかあります。
【スマホに不慣れな年配者には操作の難しさがある】
終活アプリはスマートフォンやタブレット端末を操作し、デジタルデータとして作成・保存することが前提となります。そのため、スマートフォンをはじめとしたデジタル端末の操作に不慣れな場合、終活アプリの活用が難しく感じるでしょう。
【相続希望を書き残しても法的拘束力がない】
自分自身の財産を誰にどのくらい相続するのか、本人の希望を託すためには遺言状を作成しなければなりません。しかし、終活アプリはあくまでも記録を残しておくためのものであり、たとえ相続に関する希望を記載していたとしても法的拘束力はありません。
自分の死後、家族や親族が相続で揉めないようにするためには、終活アプリだけでなく別途遺言状も作成しておく必要があります。
【ログインパスワードを覚えるのが面倒】
スマートフォンアプリやWEBサービス全般に共通していえることですが、ログイン時のIDやパスワードの管理が必要であり、面倒に感じてしまうこともあります。
分かりやすいID・パスワードはセキュリティ上の不安が生じる一方で、複雑なものでは覚えられないこともあるでしょう。
【サービスが終了する可能性がある】
書類やノートの場合、紛失や滅失しない限りは情報を残しておくことができます。しかし、終活アプリはWEB上に情報を保存しておくサービスのため、終活アプリを提供する事業者がサービスを終了してしまうとデータが消失してしまいます。サービス終了に関わる重大な事項は事前に周知されますが、万が一データの移行やバックアップを忘れてしまうと、データの復元をできないこともあります。
【書ける内容が決められている】
アプリによって決められた内容しか書けなかったり、自由に記入できる文字数が制限されていたりする場合があります。内容や文字数が制限されていると、残したいことを伝えきれなかったり、内容を絞らなくてはならななかったりすることもあります。アプリの機能や内容によって異なるので、特に有料アプリでは使い始める前に確認することをお勧めします。
4.後にのこされるご家族のために
終活は自分自身が満足するだけでなく、自分の死後、のこされた家族がより安心して暮らせるための備えともいえます。
後を託す家族のためにも、ぜひ終活ノートにはさまざまな情報をのこしておくのがよいでしょう。
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