終活は早めに始めましょう...
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- 生前整理
- 2016.07.04
人生の中で遺品整理を行う機会というのはそう何度も経験することではありません。そのため専門業者にお願いするにも事前に何をしておけばよいのか疑問をもつ人も多いと思います。
今回は、遺品整理を行う前に準備することやポイント、遺品整理業者に依頼する前に知っておいた方がよいことについてご紹介させていただきます。

遺品整理業者は故人が残した遺品を仕分け、ご遺族の元に返すものと処分するものとに分けてくれます。場合によって、ご遺族から貴重品や重要な書類など遺品の捜索も行ってくれます。
また、片付けした後の部屋を掃除するところまでを基本サービスをして対応してくれる業者が多いです。
一方、不用品回収業者は使わなくなった不用品を回収し処分はしてくれますが、仕分けなどを行いませんし回収後の部屋の掃除も基本的にはサービスにはありません。引っ越しなどで大量の不用品が出る時に活用されます。

遺品整理を業者に依頼する前に、残された遺品を残すものと処分するものに分ける基準を決めておきましょう。大切な遺品として残しておきたいものと、このタイミングで処分する遺品とをはっきりさせておくことが重要です。本当に必要で大切なものだけを残すようにしましょう。ある程度の基準を決めておくことで遺品整理をスムーズに進めることができます。
また、絶対に処分されたくない遺品は予め回収しておくか、目立つようにシールや付箋などを貼るなどして分かりやすくしておきましょう。明確に表示しておくことで遺品整理業者も判別しやすくミス防止にもなります。
遺品整理を依頼する際に希望する内容を明確にしておくこともおすすめです。例えば、故人の部屋にあるはずだけどどこにあるのか分からない遺品など、リストアップしておくと遺品整理の作業時に一緒に捜索してもらうことができます。
逆に、処分せずに残しておいてほしいもの、業者の人には立ち入られたくない場所などがあれば明確にしておき事前に伝えておくことで配慮してもらえます。
遺品整理作業当日は遺品の量によって夕方遅くまでかかる場合もあり、暗い中作業にかかるときには電気が必要です。そして掃除をする際には水も必要になってきます。そのため電気や水道は解約せずに使える状態にしておくのがいいでしょう。
遺品整理をする場所が賃貸物件の場合、契約期間に注意が必要です。更新時期や解約期限が近いようなら遺品整理が長引くと更新費用を払うことになりかねません。

遺品整理を謳う業者は数多と存在する昨今。中には見積り時とは違った高額な料金を請求してくる業者もいることも悲しいことですが現実です。
下記のブログでも業者の選び方について紹介させていただいていますので参考にしてみてください。
↓↓↓
さいごに遺品整理の費用を少しでも安くするためにできることとして、予め自分たちである程度の遺品を整理しておくことで業者の作業時間を短縮することができて費用を安くできる可能性があります。
自分でできる不用品の処理、残したいものを事前に運び出しておく、残したい遺品と処分する遺品に表示をしておき判別しやすくしておく。
など、しておくことで時間短縮できた分の費用が安くできる可能性があります。また、買取できるものを買い取ってもらうことで遺品整理の作業費用から差しい引いてもらうこともできるでしょう。
ただ、自分で処分をする不用品の中には買取り対象になる遺品もあるかもしれないので、処分を自分でするときには価値が明らかにないようなものにとどめておき少しでも気になるものは遺品整理業者にみてもらうのがよいでしょう。

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