最近になり遺品整理を専門に扱っている業者をよくテレビやインターネットで見るようになりました。
それだけ多くの人が遺品整理業者を求めているのでしょう。
その背景には日本の抱える高齢化の問題が関わっているようです。

・孤独死が増えてきて需要が

高齢者の孤独死で身内が誰も見つからない。
遠くに息子や娘はいるけれど、とてもじゃないが遺品整理の時間が取れない。
こうした高齢者を取り巻く環境が、遺品整理の需要を高めているのでしょう

。

遺品整理は簡単に済むものではありません。
価値がある物は売って、価値がない物は処分する。
このように機械的に考えれば、すぐに済むかもしれませんが、人間ですから簡単にはいきません。
故人が大切にしていた品は捨てるに忍びない気持ちになりますし、売るのも申し訳ない気がしてきます。
また、売るにしても『どこに持っていけばいいのか？』・『本当に価値があるのか？』
中古業を長年やっていなければ素人に判断できないでしょう。

・遺品整理業者が増えている

そうした問題を解決する1つの方法が遺品整理業者への依頼です。
遺品整理をビジネスとして扱っている専門業者に依頼すれば、第三者の視線で遺品を冷静に対処してくれます。
故人の思い出の品であっても売買や処分の選択肢を依頼人に提示し、一番有効的な解決策を与えてくれます。
売ったり、処分したりするか決めるのは依頼人ですが、『遺品整理業者さんが言うなら』と納得してくれる部分もあるでしょう。
こうした高齢者と遺品を整理する身内の問題が遺品整理業者の需要を高めているのでしょう。