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  • 2023.07.23

【実家じまい】を考えた ちょっとその前に…

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高齢化社会が進む中、年齢を重ねた老夫婦などの終活や生前整理などの情報をよく目にする昨今。

それと同時に実家じまいについて、考える人も最近では増えてきているようです。

ある芸能人が実家じまいについての著書を出されたり、テレビの番組で取り上げられることもあったりと注目されてきている象徴ではないでしょうか。

今回は、「そろそろ両親も高齢になってきたし、実家の片づけや実家じまいのことを考えていったほうがいいかな?」と

思い始めた方に、実家じまいの事前準備や処分についてを簡単にご紹介させていただきたいと思います。

 

【目次】

1.実家じまいとは

2.実家じまいをする前の事前準備

3.実家と荷物の処分方法

1.実家じまいとは

実家じまいとは、その名の通り、実家を処分することです。両親が亡くなったり、高齢になって施設へ入所することになったりして住む人がいなくなった空き家になった実家を整理、売却・処分することをいいます。

特に少子高齢化、核家族化がすすむ現代では、実家をどうするのかという問題は悩みの種の一つではないでしょうか。

また、空き家はさまざまな悪影響を及ぼす可能性があるため、社会問題としてとらえられています。

建物の老朽化に伴う景観の悪化、放火や不法侵入などの犯罪リスクが高くなることなど、地域の治安の悪化を招きかねません。

実家じまいをすることで、空き家の増加を防いで、地域の景観や治安の維持や改善につながります。

2.実家じまいをする前の事前準備

◎家族と話し合う

実家じまいをする前にしておきたい事前準備として最も大切なのは、親族間で話し合いをすることです。

親族がいる限り自分一人の一存で決めることではありません。親族間でしっかりと話し合いをし、実家を相続するのか、手放すのかなど、今後の方針を決めておくことです。

できれば、親が元気なうちに話し合いができるのがベストでしょう。家の所有者は親であるため、親の思いも尊重しつつ処分するのは子どもである自分たちであることも念頭において進めましょう。

また、話し合いの中で財産についても話しておきましょう。家のほかにも預貯金や有価証券、不動産を所有している場合もあるかもしれません。いざというときのために通帳や印鑑の場所などの情報も把握しておきましょう。

 

◎早めに準備をする

実家じまいは時間のかかる作業です。実家じまいにかかる期間を調べるとある記事では約半年と答える人が多かったようです。

また、実家はさまざまな思い出とともに残された荷物が多いため、整理をするだけでも一苦労です。親が元気で、自分たちも動く気力・体力があるうちに進めるのがおすすめです。

親が亡くなってからや認知症になってからなどでは思うようにすすみません。両親や兄弟姉妹の都合のつく時間を見てなるべく早めにとりかかりましょう。

 

◎どんな業者に相談すればよいのか調べる

実家じまいでわからないことが出てきたときは、どこに相談したらよいのでしょう。

NPO法人や一般社団法人などで相談を請け負ってくれるところがあるので、問い合わせるのも一つです。

また、空き家の売買や土地に関しては、不動産業者に相談ができます。また、空き家を得意とする司法書士や行政書士、解体業者に相談することもできます。

3.実家と荷物の処分方法

実家を処分するには、二通りの方法があります。

 

◎建物を残したまま売却する

建物に価値がある、土地査定価格より解体費用が高くなってしまうなどの場合は建物を残したままの売却がよいでしょう。

家の売却は不動産会社に依頼をするのが一般的です。不動産価値を査定してもらい実家の価値を把握しておきましょう。

その後、不動産会社と媒介契約お結び売却活動開始。買い手が見つかれば条件交渉を経て売買契約締結という流れになります。売買契約が成立した時点で仲介手数料の半分を支払うのが一般的。残りは決済時に支払います。

 

◎更地にして売却する

実家の老朽化が進んでおり、資産価値が下がっている状態であれば、解体も選択肢のひとつです。解体費用はかかりますが、一般的に更地として売却した方が買い手が見つかる可能性が高いといわれています。ただし注意しないといけないのが、更地にすると固定資産税が高くなるという点です。住宅用地特例という減税制度が適用されなくなるためです。

 

◎荷物の処分方法

実家の売却の前には、荷物の整理・処分をする必要があります。実家じまいの経験者の多くがこの作業が大変だったと感じています。親族間でのトラブルが出やすいので、家族全員の意向を確認することも必要です。時間がかかる作業になるので、計画に余裕をもって取り組みましょう。

リサイクルが可能なものは買い取り業者に依頼して買い取ってもらうという手もあります。買い取ってもらった物にいい値がつくと実家じまいの費用に充てられることもあります。

 

 

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この記事の筆者

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